

大会内容

<第一部>
研究発表
「過去を学ぶ」
〇 発表者
とやま全国大会 実行委員
第1部では、過去の司法書士制度の発展や衰退の元になった背景や出来事を、客観的なデータを用いて検証します。
<第二部>
基調講演
「自分たちの現在の立ち位置を認識する」
〇 基調 講演講師
仁木 恒夫 氏
第2部では、仁木恒夫氏による基調講演にて直近約20年の過去を振り返りつつ、自分たちの現状把握をします。

仁木恒夫氏から司法書士へひとこと
「温故知新」というテーマのもと、司法書士がこれまでの道のりで確立してきた法律事務の専門家としての役割をあらためて振り返ることで、「いま」を見定め、これからの可能性へ向けた多様な議論をぶつける場になることを期待しております。
<講師紹介>
専門分野
法社会学、民事訴訟法
経 歴
1996年九州大学大学院法学研究科修了
久留米大学法学部専任講師、大阪大学法学研究科准教授を経て、現在大阪大学法学研究科教授
著 書
『少額訴訟の対話過程』
『実践 民事弁護の基礎』
論 文
司法書士の可能性をめぐって
(『市民と法』(150)2024年12月)
司法ソーシャルワークの意義と司法書士の可能性
(『市民と法』(97)2016年2月)
司法書士に求められた役割と展望――司法書士による高齢消費被害の救済を通して
(『別冊市民と法』(2)2014年3月)
司法書士の活動による総合法律支援の活性化
(『総合法律支援論叢』(3)2013年12月)
司法制度における司法書士の役割
(『月報司法書士』(500) 2013年10月)
法化社会における司法書士型ADRの可能性
(『THINK 司法書士論叢』 2009年6月)

<第三部>
パネルディスカッション
「業界の未来を考える」
〇 パネリスト及びコーディネーター
全国青年司法書士協議会役員
とやま全国大会 実行委員 ほか
第3部では、研究発表及び基調講演を踏まえ、司法書士業界の未来を考えます。
大会テーマである「温故知新」〈過去の出来事や先達の教えをよく調べて学び、そこから新たな知識を得て進化すること〉を登壇者が考え、業界の未来を提示し、参加されるみなさまに司法書士としての自信と活力を与えられる場とします。
※ 今後の研究成果により内容を変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。